大容量のダブルバッテリー寒冷地対応仕様なので、この程度の寒さならヘッチャラ、カト思いきや、エンジンが回りません。
バッテリーがいくら元気でもエンジンオイルが硬くなってる様子。昔あったエンジンオイルの宣伝でも「バナナでクギが打てます」みたいなのがありましたが、やはりエンジンオイルは重要だと思いました。
もう1台のジムニーには比較的高性能なエンジンオイルをおごっているので、いつもよりは多少長めのクランキングが必要ではありましたが、なんなく始動しました。
エンジンが始動しない際、バッテリーを弱めてしまわないように、セルモーターの回しすぎには注意したほうが良いと思います。始動しないのはバッテリーのせいではなく、もしかしたらエンジンオイルのせいかも知れません。寒さでバッテリーが弱るのはもちろんなのですが、セルの回しすぎでバッテリーを弱らせてしまっているということもあると思います。
うちの車の場合、排気ガスから判断して、着火してはしているものの回転が上がらない、アイドリングにまでは至らないという状況だったようで、何度かセルモーターを回していたら、本当にバッテリーが弱ってきてしまったのでした。
もう1台を近づけてブースターケーブルをつなぎ、再チャレンジするも、やはり状況は変わらず。しばらくお日様の熱エネルギーを浴びせつつ、エンジンオイルが溶けるのを待ちました。小1時間もひなたぼっこをさせていると、今までの苦労は何だったのかというぐらいあっさりと始動しました。
冬の北海道で−30度、青空駐車、ちょっと古めのバッテリー、旧車、安物エンジンオイルというような条件が揃ってしまうと、朝寝坊で素早い動き出しというのには無理があるようです。